港が今動き出した午前4時 ちらほら波が泳ぐ音と晴れた空 何にもない記念日に 雲一つない空を睨む 虚しくはないだろう 流されて進む先に くだらない夢の続きを見てた 逆らいもせずに 朽ちてく時間に追われて 傷ついた手で掴んだものは 一つもない ゆらゆら揺れる 陽炎ぼやけて立ち尽くす 辛い苦い言葉蔑んだ声 1人で生きていけると思っていた 流れる涙を忘れて 来るはずのない助けを待ってた 声すらも出せずに 空に浮かぶ川跨いで 落ちていく炎に魅せられた夏の夜 昔の自分に伝えたくなる未来を 流れる歌を聞くように 僕の心が聞こえますように