藍色の空に回る観覧車 バスの窓から眺めていた ここじゃないどこかに行きたかった どこでもいいからさ 15度ずれた時計の 長身と短針 "まるでふたりみたいだね"って 言ってた君を 追い越してみたかっただけ 君が見たあの春の終わりを知りたい 藍色の空に回る観覧車 バスの窓から眺めていた 戻せない時に逆らって 19の旅に出る 15秒かけた電話の それじゃあまたね おまじないみたいな言葉を 信じてしまっている 曇りガラス書いた文字なんて 消えちゃうから 夢より確かな記憶に残しておこうよ 僕と君だけの秘密にしよう 灰色の街を駆ける乱反射 もしもあの日に戻れたって 今日と同じバスに乗り込んで 藍色の空に回る観覧車 時の針が止まる日まで ここじゃないどこかで"また会おう" 優しい嘘をつく