ずっとなんて ほら、なかった ただひとつだけ 変わらないこの悪い癖だけ ぎゅっと瞑る 目が睨んだ 朝なんてもう 二度と来なくていい 始発前の薄暗い 昨日行きの2番線 向日葵が咲く 空っぽな空に 浮かぶ記憶だけ連れ去って 夏が似合う 君にもう一度 会いたくなっただけだよ ぎゅっと握った手も 優しい声も 夜空に咲いたあの花も 夢みたいだね 醒めないでね 目をつむったら 君がいるのに 向日葵が咲く この町にはもう 来ることはないけど "またね"って 水色の空 消えかけの 言葉 溶けてゆく 昨日にはもう 戻れない 戻らない 戻れない 戻らない