冬はもうすぐ終わりに近づいてる 君はマフラーで口元を隠し 桜模様探していたんだよ 君はもうすぐ終わりに気がついてる 僕はまぶたへ眠気を落とし 話し方も忘れてしまったよ このまま目を見ては話せないから 言葉だけじゃ伝わらない ことばかりが今も先走っていく 冬はもうすぐ終わりに近づいてる 君はマフラーで口元を隠し 話し方を探していたのに 目を見ては話せないままで ネオンライトを見つめた 星のない景色に溶けてしまうのかな ああ、美しい言葉で 偽りない心で 君と話してみたいのだ ああ、迷いのない声で 濁りのない瞳で 今を喩えてみたいのだ 春を 春を 春を