嫌われ者 闇夜に浮かぶ月だけは 私を見守っていて 独りの私を 小さな世界で生きる箱庭の人形は ただ月を見上げた <間奏> いつからだっけ? 始まりの記憶は無いの どうして私には パパもママも居ないの? 分からない、、 答えは絵本にも書いてない どうして怯えるの、、 私が悪い子なの、、? 変わらないのは月と私だけ ボンヤリ考えて ここから見える街の灯りから みんなの笑い声 嫌われ者 闇夜に浮かぶ月だけは 私を見守っていて 独りの私を 小さな世界で生きる箱庭の人形は ただ月を見上げた <間奏> ここからの眺めはもう何年目だっけ 誰もが私を見ては血の気を失くした 幾千の月を数えた時に 気持ちは伝わるの、、 独りの夜に終わりは来ないの? 私が消えるまで、、、 <間奏> 鉄の格子 独りで眠る鳥籠は 近付く者へと真実を見せる 教えて 教えて 私何も分からないの 教えてよ 心の形はどんなものだろう 私も体に それを持ってるの? 窓から差し込む光 月に問いかけても 応えてはくれない 寂しがりやの 嫌われの鳥