覚えてますか? 海岸沿いで ずっと隣にいてくれると 幸せにする、大丈夫だよと 抱き寄せながら言った 泣きたくてこらえ 人影に隠れすすり泣いた ホームの隅… 広い肩にもたれて 2つの大きな手で温められると なぜか子供の様に 素直に甘えられた 今も思い出す 砂を蹴る2人の靴 <♪> 慣れ親しんだ 九月(ながつき)の風 月光のもと 前を見据え 私の方からその手離した 平気だとうそをついて… こんなに苦しく想うなら 丸ごと消え去ってしまえばいい… 1人 泣いてることに 気付いて欲しくて つい 喉をつまらせた 私の中で少し美しく描かれた 優しい微笑み 余計 涙が溢れた <♪> あなたの香りを抱き 慈しみ愛された 八月(はづき)の迷い夜 二筋道の手前 私は生きる意味をひたすら探した 遠くにあなたが見えた