きみはただそこで風がから 回りするのを見てる ぼんやりと あいづちを打って ただ微笑み合う空気はいつでも やわらかく 耳を澄まして聴くものは 日曜日の音楽と混ざり合う風の音さ 日曜日は退屈で 太陽は明るすぎて 二人は喋れなくなった 抱いた体軽すぎて 春のからっ風みたいで とてもおかしくなったんだ あぁ 世界がもう ずっと静かで 瞬きの間に終わるなんてどうだい 雲は春を待つ草のように 醒めたふうに空にもたれかけ 若者たちはずっと雲が落ちて 来るのを待ってる ぼんやりと 目をこらして見るものは 日曜日と混ざり合う風景だけなのさ 誘う言葉おざなりで いつも通りすてばちで 二人は喋れなくなった 日曜日は退屈で 太陽は明るすぎて 笑い出しそうになったヨ あぁ 世界がもう ずっと静かで瞬きの間に 終わるなんてどうだい