笑い話なれば本望かい全部がデフォ ルメされた記憶嫌いな学校の誰もい ない屋上 薄暗いトイレで錆びたナイフを投げ つけた それだけあたし死ねなかったのあん なに泣いても 自分が好きになれません 決してあなたのせいじゃありません あなたは愛されているそういうこと じゃない 思い出せない記憶が増えて 復習とか見返すとか思うこともなく なったな 赤信号僕は立ち止まる 先ゆく背中見えなくなってく 変われないまま きっと僕なんかいなくたって 明日も世界は続くんだってさ 誰にも知られずにただ消えていく くだらないあいつの話も合わせて笑 う必要もなくてさ 割り切れるほど強くないんだ わかった顔して息をする 赤信号僕は立ち止まる 先ゆく背中見えなくなってく 変われないままだ きっと僕なんかいなくたって 明日も世界は続くんだってさ わかってて溺れてたんだね いつだってそう いつだってそう 僕はないものねだりを繰り返すんだ もう黙ってよ 黙ってよ ねぇ 変われないまま 僕は今もあの教室の隅にいるんだ 心だけずっと残されたままで まだまだ これでいいの 迫られる今としょうがないそうじゃ ないを繰り返すだけ 気づけば大人になっていたんだ 治らない猫背で今日も歩いていく 歩いていく