久しぶりに夢を見た 水に沈む時計台が 月明かりに照らされて 水面に揺れ光る ベンチの花びらが積もりだす 季節はいずれ あなたを遠くまで連れて 行ってしまいそう ねぇ、サヨナラだね 桜が散れば いつの間にか大人になると 思えていた 月曜の放課後 探してたもの 見つかりそうもないけれど 卒業したと思えていた あなたを探してる 涙が溢れたの 悲しくはないけど 少しだけ時間が戻ればなって 思えてしまったの 確かなことだけに 蓋をして君に預けた 思いの行き先はゆうべには骸 「またね。」なんてさ 軽くて脆い言葉だから 言わないつもりでいたけれど 変わりが出てこない ねぇ、サヨナラだね 元気でいろよ メールするよ。 卒業したと思えるのは いつになるのだろう? 探してたもの 見つかりそうもないけれど 卒業したと思えていた あなたを探してる あなたを探してる