Track byセリザワヒナタ
君はどこか少し冷たい風来坊 波間に浮かぶ声 拾って頷いた 棘のある花に触れるみたいに 名前を呼ぶとき体がこわばる 旅の仕方すら知らないでさ 流れるものばっか目で追った 迷子になった日の青いタイルを 思い出したまま帰れないよ 次はどこへ行くの やさしい風来坊 波に飲まれた声 なんかそれでいいや 布を噛むみたいにつっかえた台詞 激動日々より 失くした抑揚 旅の仕方すら知らないでさ 流れるものばっか目で追った 迷子になった日の青いタイルを 思い出したまま帰れないよ