空を英訳したような ふざけた、しかも素晴らしい日々 寄せては返す静かな海 色褪せた校舎のピアノ 宇宙船がこんなに揺れるなんて あなたに信じられるかしら? 誰に言うでもないさよならが 手を振り泣いてるみたい 夏に死んじゃったあの子を 抱えたまま落ちる夕陽 夜空に登る月の 少し欠けてるやさしい形 まるで命がいらないように 生きていくしか なかったこと キミのすべてがまぶしいこと 夏に思い出すことのすべて 昔おぼえた星の名前 ふたりで決めた夏のゆくえ もしも世界が君を変えて 生きることすら あきらめても 無かったことになりはしない 夏に思い出すことのすべて