「僕なんか」 居ても居なくても変わらない世界 「僕なんか」 19歳の最後の日 明日が見えない 「僕だって」 一度くらいは誰かのために 夢見たって僕さえ救えないの こんな人生 独りぼっち 薄暗い1K、ポツリ「さよなら」 なんでだろう いざって時に動かないの右手 神様、涙が透明なのは ちゃんと前を向けるように? おかげさまです。 誤魔化しが上手になりました 「わかってよ全部」 わからないでよ簡単に 嗚呼、もう 大丈夫?の通知があざとい いいね0の愚痴も虚しいだけ 僕は僕をやめたいのに リセットボタンが押せなかったんだ そんなことが生きてる理由なんてね リセットボタンが押せなかったんだ そんなことが僕の証 気づいちゃった 大人の勲章は ないものねだりの愛と孤独だった それから 名前と肩書きだけの存在証明 君の幸せが 成功が憎いのは 薄情な世界のせいだ 愛してくれないあんたのせいだ 心は我儘でほんと嫌になるよ リセットボタンが手放せなかった こんな僕じゃ 生きてる理由なんかない リセットボタンが手放せなかった そんな勇気も無いのに 明日を照らす朝日が花を枯らして 頑張れの一言が僕を殺した 街を濡らす雨が涙を隠して 不幸叫ぶ心が幸せ願ったんだ 一人で良いから この手を引いて 止めて欲しかっただけ、それだけ リセットボタンが押せなかったんだ そんなことが生きてる理由なんてね リセットボタンが押せなかったんだ そんなことが僕の証 お金なんかどうでもよくて 夢なんか探せばよくて 苦しいなら頼ればいいよ 愛だって伝えればよくて 幸せも見つければよくて 「死にたい」とか言葉じゃないの リセットボタンが押せなかったんだ こんな僕を受け止めて欲しいんだ リセットボタンが押せないこの手を 明日にそっと伸ばしてみたいんだ