神様が創った僕の命は神のものか? 誰のものなのか 母の元に宿った僕の人生は 母のものか? なあ、教えてくれよ 自分じゃ何も決められないまま 身体だけ大人になりました そんな僕の心に足が生えたよ 空は飛べないし、泳げもしないけど ギターかき鳴らして 100円のペン握れば 救世主にだってなれる気がした 言葉飲み干して笑った心がね メロディと手を繋いで やっと泣いたの 僕は嘘つきさ だから、うたをうたうのだ 今ならちゃんと君の目を見れるんだ うたに託すのだ 諦めた夜も勇気に変わるから 世界中にわかって欲しくて でも誰にも理解されたくなかった いつかの僕を救ったのは 六畳で紡いだ売れない音楽 夜明けよりも 醒めない夢が欲しかったんだ ああ、劣等焦燥 足を取られて 行き先さえわかんないのに どうしてだろう この瞬間だけは ありのままでいられるんだ だからうたをうたうのだ ただ、うたを灯すのだ うたをうたうのだ そのためだけに生まれてきたんだ うたをうたうのだ あの日の嘘も抱きしめていたいから うたに生きるのだ これこそ僕の命の光り方 神様が創った僕の命は 誰でもない 僕のものだ