通り過ぎた狂おしさが なんとなく恋しい─── 最後のチャンスと気付いて 何度決意しただろうか 粘土のような後悔の海に 足がもたついても─── フィルムの奥の光があるから ───ここに戻ってきたんだよ 会いたいと思うほどに 鉄の味が心に染みる 肌寒さに悴んだ手で 何ができる? ただ願ってる─── すれ違う運命が 何となく悲しい───と 簡単に言えないほどに 失うものが多すぎた 瘡蓋のようにこびりつく記憶で 気が狂いそうになる 焦り挫折して立ち止まっても ───惨劇は止まらない 弱虫と言われようが 逃げ出したい現実(リアル)がある それでもまだ責めさいなむ 運命がただ─── ニヤけている ───嘲笑ってる 苦しいと思うほどに そばにいた君のことが 何度も胸を締め付けるから ───またここに戻ってきたんだ 会いたい───と思うほどに 鉄の味が心を舐る 同じように悴んだ君の手を 握りしめて 抱きしめて─── あの日のように───もう一度
