一人きり膝抱えて 窓の外の空を見てた 君の声 遠くで僕を呼ぶ声 ありがとう。 今、応えよう。 踏み出す足が竦むのは 理想の明日があるから けれど結んだ心があれば 明け方の光味方になる 連綿の愛 切なく流れるもの 少しだけ分かち合う それは刹那に消えて行く、 そう、花束。 重ねた言葉が日々を飾り 透明が息づいた物語 世界の隅から小さな希望でも 嗚呼君に見せたいんだ 迎えた季節にまた手を振ろう 僕らが紡ぐ道は途絶えない 花が咲き笑い合う そんな一つの奇跡だ 躊躇う指が震えては 無理だ、と諦めていた けれど繋いだ絆があれば 何でも出来ると思えたんだ 砕けたボロボロの感情を 拾い集めてみたんだ 泣き出してしまうような 理解に憧れて 叫べばきっと届くはずだろう 朝日に照らされたこの気持ち 歪んだ痛みをそっと包み込んで 今日は希望をあげるよ 翼が生えたら自由だとか 正解を唱えたい訳ではない 間違えて失って それでも進み行くのだ 油断も隙もないでしょう くだらない絶望ってやつは 見境なく植わってしまう孤独の種 もがいてもがいて掴んだ あなたの腕は力なく どうしても聞いてほしいんだ 未来へ向かう歌を 寄り添いを一片 美しく舞い落ちる葉が、はらはら 切り裂いて押し殺した心を 本当は誰かに見てほしいと 泣き出す僕らはきっと同じだから そっと笑いかけたいよ 「行かないで」 「ずっと側にいるからね」 繰り返し交わして確かめるの 諦めて、信じ抜いて 君に捧ぐよ、花束。 麗らかな日の夕暮れ 美しい永遠を数えた こちらにさあおいで、 と手招きしてる 優しい影に縋って