見えない涙を流して 心で叫んだ 笑ったあなたの顔が浮かんでた よだれも拭えないほどに 力をなくした 奇跡なんて起きるわけなかった あなたは私を 見守ってるからいいけど 私にはあなたの顔が見えない ねぇ祭壇の花はどうする 予算はこのくらいでいい あなたにあなたに きかなきゃわからないのねぇ 本棚に隠れておいていた グシャグシャのノート 子供が書いたように下手な漢字 あのとき文字を書く練習と あなたが書いたの ページの下の方が濡れていた かわいそうだねと 周りの人は思うんだろう かわいそうだと 思われることはもっとツラいのに 今日は野菜が安い日だったよ みて、あの人かっこいいじゃない。 あなたと あなたとしゃべりたいことはもっと もっと だけどね 昨日の夕食は あなたの得意な カレーライスをあの子が 作ってくれた