天使は震えていた きつく抱かれて 無闇に笑っていた 16年12ヶ月 ふくらみかけの果実 思わず かじった 天使がくれた甘い罠 天使は知りたかった 生まれた理由(わけ)を もう何も恐くなかった 52階23時 おしゃべり過ぎな口を 唇でふさぐ かすかな香り raspberry and cream 月に照らされた裸の君は綺麗さ 二重螺旋の夜を どこまでも堕ちよう <♪> 髪を直して君が 僕にそっとささやいた 「天使に殺されたのは誰?」 天使は靴をはいた 天使はドアを閉めた 天使は涙をふいた 天使は電車に乗った 目覚めたら ベッドの上に 僕だけが 落ちていた Ah- 天使がくれた甘い罠