しんしんとする教室と 使い古された常識が 私達を縛るのは 戸惑いがあるから? 居場所失った指と指が はぐれるたびに 目で合図する 心音が揺れ動いているの 気付いてる? 先生 もっとねえもっと 抱き寄せて もっとねえもっと 悴む手が温もりを 知った瞬間怖くって でもずっとねえずっと 二人溶け合って 混ざる心まで 歪んでなんかないって おもいたい 銀雪が舞う校庭で 会話もないまま二人 運命と向き合うの "春が来れば終わる" 重ね損なった 時と時が 間もないお別れを 暗示した パパとママにも言えない 秘密の恋 先生 だってねえだって わがままを ちょっともうちょっと 無闇な声で空白を 埋めるくらいなら 言わないよ だから ぎゅっとねえぎゅっと 二人重なって永遠に 微唾む夢を見せて ちゃんと名前で呼んで 私の目を見て 生きる意味をくれた あなただけが私の全てよ ねえねえ もっとねえもっと 抱き寄せて もっとねえもっと 誰に認められなくても 歪んでも構わないから 先生 聞いてねえ聞いて この恋はずっと 銀色に輝いて 誰よりも 透き通っているの きっとすぐに 溶けてしまうけど 消えるまで離さないでよ