乾いた風に 溜息を乗せ いつからだろう 孤独を背負った 窮屈な街 はみ出さぬよう 丘の上 見下ろす街(セカイ) なんてちっぽけで なんて小さくて 綺麗な空が羨ましかった 「消えてしまいそうだ」 なんて 呟いてみた 何が正しいかなんて 分かるはずもなくて 「だって」が口癖です きっと弱くて逃げていた 分かってるのに 気づいてるのに 僕は誰に必要と されているの? 「消えてしまいたいんだ」 なんて 呟いてみた 下らないセカイのせいにして 僕らは目を閉じる いつだってセカイは回るんだ 夜が明けるように ずっと独りだった ずっと苦しかった 期待に応えられない僕が居た もう終わりにしよう 僕にも出来ることなら もっと笑いたかった もっと笑いたかった 最後の夜は 空が泣いていた 見下ろす街は 皮肉にも綺麗に見えた 下らないセカイのせいにして 僕らは目を閉じる いつだってセカイは回るんだ 夜が明けるように