ふとしたときに 頭の中よぎる きっと誰も 気づいてないだろう 素直になれない 逸らしがちな癖も 今だけは 無理矢理しまい込んじゃおう ああ 何回やっても 何十回やったって変化ない 嘘つけない 自問自答 ああ考えすぎてもう 1人漂う暗闇の中 沈んでゆく どうやって 言葉にして どうやって 話せばいいのだろう 見て見ぬ振りだ いつもいつも こうなって 理想はあって ああやって 楽しみたいけど 空回ってるよね ああ今だって ただ触れたくて もうだって 声にならない 気持ちになった ぎゅっとして 言いたくて でも戸惑って 「踏み出せない」 また繰り返し 選べずにいる 夜が更ける 良い事 悪い事 判断つかなくて 少しだけ 届かないようにしてる 悪気はないって 分かっていても 君の話題は 受け答え困ってしまう ああ あの子の中の テリトリー踏みこんでしまったら ぼろぼろ崩れ 落ちてゆく でもどうにかして 「私の願いが叶うなら」 なんて言えない… どうやったって 遅すぎて どうやったって 抜け出せない 蜘蛛の糸すら 縋れない 足掻いて 時間稼いで そうやってまた繰り返してる 渦に飲まれる前に みんな報われない そうだとしたら 全部忘れてしまえ 選ぶことなんてやらなきゃいいだけ じゃない 最初から 「何もなかった」 どうやって 君消し去って どうやって…教えてほしい 向き合って知る いつもいつも 言いたくて でも言えなくて ずっとそのままにしたかった それは今日まで 「何もなかった」 夜が明ける