君の部屋のギター 荷物をかかえて 本当に最後のさよならを告げた 目隠しでも 歩けるくらいの 見慣れた帰り道綱渡りをする タイミングの悪い踏切の前で 涙が溢れて止まらなくなった 君の前でなんか泣くまいと 我慢していた分かな ここで手を繋いだね ふざけ合ったね あの日落とした笑い声が転がってる お前は馬鹿な女 馬鹿な女 朝が弱い僕に少し焦げたパンと 目玉焼きを作って駅へと急いだ 君の部屋の乱れたベットで 鉛筆をとがらせる 君に書いた歌が 語った夢が いつか本気で世界を変える そう思っていたんだ お前は馬鹿な女 馬鹿な女 こんな僕を今までずっと 愛してくれて 切れた糸をよれどよれど もう二度と戻らないから お前は馬鹿な女 馬鹿な女 こんな僕に最後まで笑顔をくれて 寂しくて消えそうな時には 帰っておいで 帰っておいで 懐かしいパン屋の香り 錆びた公園のベンチ 2人で見つけた家までの近道 片方ずつ持つレジ袋はいつも 僕の方が少し重たかったな お前は馬鹿な女 馬鹿な女 きっと僕に見せないままで 切れそうな糸をよった 糸をよった お前は馬鹿な女 馬鹿な女 こんな僕を今までずっと 愛してくれて 切れた糸をよれどよれど もう二度と戻らないなら これがあなたに贈る最後の歌 こんな僕に今までずっとくれた 笑顔を くれた 愛をどうかいつまでもそのまま 無くさないで踏切が上がっても 忘れないで 手を繋いだ最後の人 最後の人