いつから僕らはこうなったんだろう 目も合わせずに"ごめん" とだけ独り言ちて 水垢程度の汚れだと 思っていたものは どれだけ擦ってももう落ちない "あぁ 愛しいその笑顔が曇らぬように" 願った日の夜空 今になって思い出す言葉 こびり付いた汚れでもう見えない 聖人君子になんてなれないよ もうこの手じゃ零時の天使の涙は 拭えない 贅肉だらけの脳が嘯いた 僕の庭 咲いた花びらは真っ直ぐに枯れた いつか僕じゃない別の誰かが 君のわがままを聞いてくれるだろう きっとどんなことをしでかしても 怒ったりもしない 優しくて素敵な誰かがさ 感情的になってるうちはまだいいん だ 満場一致でバカやれてるうちはさ 相性がどうとか言ってくる外野席も あなたがいればどうでもいいと 思ってたよ 聖人君子になんてなれないよ 見せかけの誠心誠意の皮なら 被れない 警告じみた牽制も飽きたな 涙は手水場の隅に吐いて流した 聖人君子になんてなれないよ 明日の朝あなたはきっとさよならを 告げ去る いいやつぶってるだけの化けの 皮剥いだら どれだけ醜いか見せてやろうか 僕らは一体どこで何を間違った きっと言えはしないな ありがとうは