君と世界征服

歌詞

秘密基地のボロい窓から 君が走ってくるのが見えた 何十回も読んだ小説に しおりを挟んで午後は二時 君が描いてた世界征服は 全部やさしくて可愛かった 寝転ぶ天井に揺れるだいだい色 ていう夢を見ました ついでに泣いてもいました 生きるってほんと大変だ 君ばっかりずるいね 半透明映したフラッシュバック あの頃みたいな夕陽 君が侵略した後の世界を 夢みたいにずっと 何光年先の未来で また走ってこっちおいで その時は一緒に世界征服しよう 君が留守にしてる世界は 想像以上に退屈だった 真夜中銀河鉄道は迎えに来ないし 意外と大人にもなれないし ・空につけるエアコン ・無限にジュースが飲める蛇口 いちいち全部が 狭くてきらめいていた こちら隣町ぐらいなら すぐにでも行けるようになりました 車も乗れるしお酒も飲める ぼくばっかりずるいね 夏の大三角をなぞって 君が名前つけた正座 エアコンがついたら 隠れてしまって すごい寂しいね、きっと 想像と違う未来で それもいっか、と笑って またいつか 空にでっかいエアコンつけよう 二度寝で夢を見ました 大人になってもいました 生きるってほんと大変だ ぼくばっかりずるいね つまんない漫画で笑って 床に段ボールめっちゃ敷いて コクヨのノートに描いた未来が 夢みたいにずっと 半透明映したフラッシュバック あの頃みたいな夕陽 君が侵略した後の世界を 夢みたいにずっと 何光年離れてたって また会える気がしちゃうね その時は一緒に世界征服しよう 想像と違う未来で やっぱむずいね、と笑って またいつか 空にでっかいエアコンつけよう