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歌詞

君が生まれるずっと前の世界はね 好きな時に外に出かけて 好きな人と会って話をして 好きなものを食べてよかった マスク無しで生活できたからね 誰もが素顔を晒していた 結婚前でもデートが許されて 手を繋ぐのも自由だった 映画館っていう小さな 部屋があってね そこで見知らぬ人と一緒に 同じ映画を見て泣いて笑って それはそれはすごく楽しかった 特別な訳じゃなかったから 特別幸せでもなかったけれど アタリマエは続かない 右手のグラスも左手の指輪も そんな今日に問いかける 愛すべき人 愛すべきもの 君の肌の温もりを一生ね 知ることは叶わないからさ モニター越しに伝えたい温度が 届いているか少し不安だ こんな世界がやって来るなんてね 預言者も占い師も無力で 今思えばあれもこれもどれも その時にしておけばよかった いつかやろう いつかやめよう いつか いつか ばっか 贅沢だったなあ アタリマエは続かない 右目の夢も左目の涙も そんな今日に問いかける 愛すべき人 愛すべきもの 僕らがあの時下した とても哀しく大きな決断 そうまでして守った世界 実り豊かになりますように 第二章は始まったばかり 見渡す限りの未開拓地 たくましく夢を見ましょう 嗚呼それでも 素晴らしき哉、人生 忘れないで いつだって僕がついている