あの日僕は死んだ 君のせいだよ ずっと騙されてた時を返して 「私人見知りよ」 僕は特別? 君の常套句によくも欺かれ 何とない手つきも どうにか読み解こうとして 意味が無いなら 優しさを振り回すのは やめて、やめて ずるいよ、ずるいよ そんな顔で 気付いてないふりして 弄んでる君はずるいよ、ずるいよ その心は ここにはなかったんだ 「私の彼がね」 唐突な雨 悪びれてくれもしないね 全部が憎い 行き場のない体温 生ぬるく爛れ始めて 柔らかい刃物が無邪気に僕の胸の 傷を抉る ずるいよ、ずるいよ「友だちだよ」 都合の良いように 飼い殺され 君はずるいよ、ずるいよ 飢えたままであの日僕は死んだ ずるいよ、ずるいよ 弄ばれ ずるいよ、ずるいよ 八重歯が覗く ほんと君はずるいよ