僕のまごころを、君に 刳り貫いて虚になる 胸の奥のがらんどうこそ希望 失うこと以外で価値は 測れないと知って 神様は命の輪を切る 君がいない僕になるか 世界にいない僕になるか 手放す為に繋いだ手だから たしかな温もりを知る 汚いものを掬って溢す 繰り返しこそ生だろう 泥濘の中、口付けをしてでも 呼吸、呼吸、呼吸、呼吸を なぁ、何にもないなんて言うなよ あぁ、さよならをする時は一緒に 生きるのに必要なものは 数え切れぬほどあるくせにさ 消えるのには、命たった一つ そんなの寂しいじゃないか 消えゆく理由も二つにしようよ 二重の螺旋を結んで解く 繰り返しこそ生だろう 暗がりの中、心地が良くても 光、光、光、光を なぁ、何にもないなんて言うなよ あぁ、さよならをする時は一緒に あぁ まごころを、君に