からっぽのまち 昨日と同じ 自分の姿に酔っていた 月のうさぎ 地球の裏で 息ができずに泣いていた 安っぽい酒 気分は同じ きみの姿探していた アパートの鍵 合鍵はなし あした作りに行かなくちゃ ああ あの夜を過ごした 長い秋のことも もう忘れてしまったかい 僕が君の手をとって 誰もいないまち行こうぜ 君を傷つけるものは 何ひとつないからさ 僕が君の盾になって 全部守るから行こうぜ 君を傷つける人は 誰も近づけないさ 鈍色のまち あの日と同じ 君は閉じ込められたんだ 日々の話 いつもと同じ 新しいこと聞きたいさ ああ あの時にほんとは 僕にすれば良かった まだ間に合うよどうだい もしも君が悲しいとき そばで話したりしようぜ 君を抱きしめることは 彼でもできるけどさ 僕は切っただけじゃなくて 伸びた髪の毛も気づくさ 君の隣にいる人が 僕であってほしいのさ