夢でマイシスター、 触れた目を閉じてみてね これ以上は要らない 臥し待ちの無題 線を打てず宙に浮かべるのは 少年時代にみた春の格子 象るように見上げて今日に 僕は無情に最後の夜にし、 言葉を残し この世界には記憶を託し 最果てのようにここを選んで とても綺麗に結んでまた解いていた 君のためと呟いた 線を打てず永遠の連奏は 傷だらけでも終点の合図 鳴り響いた、 でもないけどくたびれたんだ 解はないがどうして君の熱唱は 正しさを添え 救いを纏う 希望のようにそこを選んでとても 綺麗に あの月は僕の手を少しだけ 照らしてた 肺に痛みを与えてくれ あの街から運命の羽音まで 時はすでに光を欠いた 冬の星座に意識を辿り 旅路にこめた白昼の願い やけに届かないのは愛の歌 ねえ苦悩にも赤い薔薇を 鮮やかな整合性を ああ震えてた君の手は気のせいか 肺に痛みを与えてくれ 祈りは随分まだ程遠い すり減る命 心は描いた 明日の入口にかける鍵 優しい傷跡に暗愁の目眩 言葉を捨てきれずに愛の歌 ねえ不幸にも白い朝を 疑いのない温情を抱いていたい 心臓の迷走は 少年時代に見た5時のサイレン 重なるように無情に脳に映しては 消える 感情の腐乱 最小のランプで光るドア
