テレビ ネットを馳け廻るニュース 一息付いて開けた缶ジュース そうじゃない ああじゃないって 乱れ飛ぶ電波 いつになっても 終わらないケンカ 僕の始まりはどうだったろうか? 見えない明日に希望を 見たのだろうか? 『父よ 母よ 産んでくれてありがとう』 それをどれだけの人が 言えるのだろう 世界は廻り続ける 目の前で 悔やんでも 置いてかれる 目の前で 何もかもが 嫌になって それでも あの子に振り向いて欲しくて 命を燃やして 走り続ける この先に何が 混ざり震える 靴の紐が緩みホドケタ 結び方を知らぬ者は その地に堕ちた 脆くも崩れた 泡となり消えてった 輝く命は 君のその掌に 鎖で閉じられた 開かぬココロが 君のその手なら 開けられるかも 終われるのなら 終わりにするさ いつの日かのその日まで 終わらせないでくれ 親が子を殺めた 子が親を殺めた 人を弾いた 違うんだ壊れていたんだ 一体何が? ブレーキか 足か それともそのアタマか 汚れた手をまた バレないように洗うのか 責任転嫁 火消しついでにガソリンに点火 あら 残念だね…え、 続編は無理なのか? そうじゃねーよ なんも見えてねーじゃん ディスプレイ越しじゃ 伝わんねーのか いいねだけで本当にいいのか ツマンネーな 嗚呼 ツマンネーよ 決められていないようでご丁寧にし かれた レールを 上をこれまたご丁寧に列をなして 歩くんだ そのやたらフォーマルな喪服は 君らの趣味か? 俺はいらないな その足の裏が 離れた時 はたして君がいたという事実は 残ってるか 君にしかわからない未来のはずだ それは瞬きすら許されない新時代 直視するかは君次第 世界は眩しい しかし 世界は貧しい あの 灯台の先に照らされる誰かを 見つめながら 暗闇で探す何かを やっと掴んだモノは泥まみれ でも 潮風に吹かれ 落ちてく汚れ その落ちた汚れをまた拾う者で 溢れた世界は後には戻れん 戻れないのはどこの世界も同じで 先に何を見てるのかが大事で もう一歩 もう一歩 何度も裏切られ でも それを繰り返して人は 強くなれる 世界は眩しい しかし 世界は貧しい だから 人と人とが繋がった この線の名を "人間"と呼ぼう 脆くも崩れた 泡となり消えてった 輝く命は 君のその掌に 鎖で閉じられた 開かぬココロが 君のその手なら 開けられるかも 終われるのなら 終わりにするさ いつの日かのその日まで 終わらせないでくれ