ああ逃れ逃れ 古めく風に身を任せていたいんです (ハナバナシイ ハナバナシイ) 水面が揺らぐ斜面に突っ立って 曖昧にして 捨てたはずの夜に溶けていたんです (ハナバナシイ ハナバナシイ) 飛び込む 僕は僕の手を掴んで 闇や霧の類に連れてって 答え探すふりをした ふりをしたんだ このままだろうとすれば 辛いものだとして 今痛い場所から飛び出して行くよ さよならだろういずれは 辛いものだとして 今痛い場所から不器用でも轟く 未来へ 朝になるまで 知らないことを知り 続けていたいんです (バカバカシイ バカバカシイ) いつかの本を眺めて思うのさ 飽きたとしたら 迎える風にそれを捨ててしまうんだ (バカバカシイ バカバカシイ) 染み込む 僕は僕の手を掴んで 行き先の無い船に飛び込んで ただ遠くを眺めるだけなんだ 何も見えないことさえ忘れて だけどおもむろに目を擦るから 朝には何かわかるだろうから 答え探すふりをして 僕らは嘘書いて消してた このままだろうとすれば 辛いものだとして 痛いから僕だけが飛び出していくよ さよならだろういずれは 巣立ちだって嘆く 今痛い場所から不器用でも 今はさよなら また会える日まで まだ見ぬ世界で