渋谷の駅前の賑わう 交差点はそう 独り泣き疲れた 僕が行き着く場所 肩が触れ合う程 誰もが近い距離なのに その人の心は月より遠いんだ 青が赤に変わる直前ほら 点滅が先を急がすんだ どこへ行くか 決められない僕は 何よりも それが辛かったんだ… 桜の花びら 飛び降りていく落ちる度 僕もつられて俯いた ヒラヒラ ユラユラ 止めどなく 地面で砕ける度に泣く ぎゅっと腕を 絡め歩く女の子は あんなにも 幸せそうにみえるけれど 夜になれば暗い部屋の中で 満たされぬ 深過ぎる闇を覗くんだ 人はそれを知る由も無いから 風景の一つへ嵌め込んだ 誰も彼もただすれ違うだけ 僕もただそこに 立っていたんだ 桜の花びら 飛び降りていく落ちる度 僕もつられて俯いた ヒラヒラ ユラユラ 止めどなく 地面で砕ける度に泣く 「もう頑張らなくていいよ」と 悪魔が囁く 踏み出す 最後への一歩 「さよなら」 誰もいないはずのこの世界で 君がこの腕を引っ張ったんだ 桜の花びら 飛び降りていく落ちる度 僕もつられて俯いた ヒラヒラ ユラユラ 止めどなく 地面で砕ける度に泣く 桜の花びら 飛び降りていく落ちる度 僕もつられて俯いた ヒラヒラ ユラユラ夢の中 地面で砕ける度に泣く 涙に揺られて流れゆく