蔓延るような暑さをしのいだ 君といた夏を忘れないように また泣いたバスルーム 風呂場の鏡に 泣いた情けない顔が映った あの日燃え上がっていた花火を 思い出しながら 枝垂れ落ちる火の粉が シャワーの水と重なった 少し笑ってしまうほど 僕らは痛々しくて 太平洋の底に溜まった 濁ったブルーはまだ 深々とリズム刻んでいて 鼓動を鳴らしている 落ち着かない感情も うだつの上がらない生活も 共に過ごしてきた時代の僕らを 今日は思い出すな … 誰かが言ってたこと 歌ってるような気がする 誰かが決めた道を 歩いてるような気がする 誰かに見せるため 遊んでるような気がする 誰かに見せるため 出かけてるような気がする どうかこの歌だけは 自分の歌でありますように