海が見えます ここから奇麗な海が見えます 昨日の揉(も)め事 いつかのいざこざの遠眼鏡で ずっと沖の貨物船まで 向こうの工場の煙まで 全てを霞ませて 全てを見透かして 僕のため息は大きな雲になった 境界線を超える時 僕は鳥にでもなるんだろう そこは誰にも邪魔されない 『自由』と『優しさ』の世界 境界線を追い越す時 それは多分きっと 新しい朝の訪れ <♪> 何が見えますか? そこから一体何が見えますか? 時計のカラクリ 創られた幸せの裏側から そう思いたくはない気持ち 澱(よど)んだ川のその流れなら 全てを飲み込んで 全てをかき消して やがて少年は大きな夢を見た 境界線は今はまだ 遠くぼんやりと霞んでる そこは誰にも気付かれない この道の分岐点の向こう 境界線を追い越す時 それは多分きっと 新しい僕との出逢い <♪> 境界線を超える時 僕は鳥にでもなるんだろう そこは誰にも邪魔されない 『自由』と『優しさ』の世界 境界線を追い越す時 それは多分きっと 新しい朝の訪れ <♪>