傷口に飲み込まれ前が 見えないよここはどこ? この胸の痛みを感じる 方角に出口がある 迷い込んだ砂漠の真ん中で 君の傷口に触れた 光が踊り出した真夜中午前2時 世界には貧困と飢餓が必要だと 唱える学者 認める人、 認めない人でこの世界は真っ二つ 傷の疼く方角にきっと辛い事がある 傷はいつか癒える だけど悲しみは消えない ここにある 泣かないでここは悲しみの故郷 懐かしい人達笑顔で手を降った そろそろさようなら 聴こえる? この声は遠い日の記憶たち 耳を澄ませば 抱きしめた昔の自分が 砂になっていく サラサラ風に乗って消えていく 君の元に還る