月がきっと見ているから まだ帰りたくない あてもない行く先を 照らしてくれるから 突然のさよならを 切り出すあなたの声 今も響いてる 時が止まったまま 夜がとっても長いから まだ帰りたくない 失くした恋の影が 夜空に溶けるまで 何故だろう だれかに教えたいよ 今夜の月 こんなにもきれいだ、と 胸がとっても痛いから まだ帰りたくない 二人が暮した部屋 戻るのがつらくて 何故だろう あなたを憎めないよ どうしてだろう 自分が許せないよ 取り乱すこともなく 平気なふりしたのは 最後の私の プライドだったから 月がきっと見ているから まだ帰りたくない あてもない行く先を 照らしてくれるから 何故だろう あなたに教えたいよ 今夜の月 こんなにもきれいだ、と