空を仰いで風を纏った 鮮やかな緑の美しさには 数え切れない悲しみの跡 消えぬように灯した小さな光 立ち上がる力を 歩き出す強さを 見果てぬ空を睨んだ瞳に ぼくらは今日も絶望を知り それでも前へ進む姿を 遠く近くで想い続ける きみの祈りがたしかに届くように 失くしたものは戻らなくても 何もかもすべてが 消えたわけじゃない わかっていても傷は癒えずに 抱きしめて幾度も立ち止まるだろう 俯いた横顔 頬を伝う涙は いつしか小さな蕾を開くよ ぼくらは今日も絶望を知り それでも前を見つめるきみへ 遠く近くで歌い続ける 頼りなくてもたしかに届くように ぼくらは今日も絶望を知り それでも前へ進む姿を 遠く近くで想い続ける きみの祈りがたしかに届くように
