これはきっと、 永遠じゃなくて 儚い何かが 繋ぎ止めてくれる時間で 消えてしまうもの 忘れてしまうものもきっとある なにかひとつでも 綻んでしまえば 全てなくなるような この部屋だけが世界で 三角窓を開けたんだ 街中に蔓延る煙たさは 風通す綺麗に鳴り響く 世界に変わったんだ 揺らいで消えたわたしの声は 心地よく向かい風の中 それが言えたらいいのにな そんな風に思えたらいいのにな モラトリアムな海に溺れていたんだ モノポリーみたいに廻る街ごと 当たり前だった 僕が僕であるために 必要な思考まで 蝕まれてしまう前に 飛び出した世界、美しい世界 三角窓を開けたんだ 街中に蔓延る煙たさは 風通す綺麗に鳴り響く 世界に変わったんだ 揺らいで消えたわたしの声は 心地よく向かい風の中 触れられたくない無機質に 委ねられてる感覚 封を切るその瞬間に 浮かんでは消えて