雪が舞う僕達の 白い吐息を咲かせ 初恋は冬の空彩り消えてゆけ 初雪に手を伸ばし 無邪気にはしゃぐ君に 言えず隠してた恋心ひとつ 通り雨のような恋重ねる君にあの日 見覚えのない左手のリング 僕ならば君のこと 泣かせやしないのに 理解ってる一度だけこの手で 抱き締めたかった あの日の様に何度目の雪だろう 街を白く染めた ふと伸ばす掌にひとひら雪が溶けた ありがとういつの日か 笑えるその日まで さようならこの雪に染まれよ恋心 踏み出せていれば 届いていた僅かな距離 たらればだけが繰り返し締めつける 僕ならば君のこと 泣かせやしないのに 今更さ理解ってる臆病者の 言い訳とそれでも君を 好きでした大好きでした 幸せそうな笑顔 本当はこの気持ちに 気付いてたくせに 雪が舞う街路樹に白い吐息を咲かせ ふと伸ばす掌にひとひら君が溶けた ありがとうさようなら 染まれよ恋心この雪に白く