オフィスは45階 見下ろす街は午前9時 渋滞の高速 地下鉄から 湧き出る人の波 昨夜はオレのバースデー 仲間と騒ぐ約束を 破ってデスクに腰をかけて 夜の街ずっと見てた ファクシミリの音だけが 時々響くこの部屋で 思い出の中にいたよ 泥だらけのキャンパスの フィールドを走り抜けた 静寂が今蘇る あれからどこをゴールラインと 決めて今日まで走って来たんだろう 誰もが書きかけの小説を持ち 歩いてる 痛みの言葉で綴られた ひとつの物語 迷いながら探してる どこでピリオド 打つのか ひとつの物語 迷いながら探してる どこでピリオド打つのか