今、僕の手の中で熱くなってく 愛とか理想について。 西の空に浮かぶ一等星に 目を凝らしながら 正しさも間違いも 全部まだわからなくて 日和見なまま覚束ない道を征く どうなったってもういいや なんて割り切っちゃって ハイファイな全能感で 生きてたいけど ふらふら迷いながら 紡いだ声は宙に浮かんだ 画面の向こうの誰かが言う 「ありのままでいい」が どうしたって響かない 武器といえるものなんて 最初から持ってないんだってのに 何か失ったみたいな気分だ 何が嫌いとかこれが譲れないとか 全部 くだらないプライドとエゴ だから何?わかってんだけど 仄暗いベッドの中で光る ノイズばかり脳裏を埋め尽くす もうどうやったって全部 偽物に見えちゃって こんなの僕じゃないって 叫びたいんだよ ゆらゆら燃える熱も いずれ闇に溶けては死んでいく ユラユラ 不器用な言葉でも 誰かに届くなら どうなったってもういいや なんて強がり言った そんな自分をいつかはきっと 愛せるから ふらふら迷いながら 明日また光るため進むよ 何が正しいかなんて 何が間違いかなんて 今日からの僕が 決めていくものだから この手を止めないで 続けていく 繋いでいく