あの日この場所で 出遭った瞬間 そっとなつかしい風に包まれていた あたりまえに笑う二人の距離は 苦しいけど動き出す心 止められない 彼女が待っている駅に向かった 後姿はいつしか 人ごみにまぎれて消えてゆく いつまでも手を振った 私の姿さえ振り返らず どんな嘘つきになってしまっても 精一杯の笑顔をあなたに捧げたい あなたが大好きな この歌を聴く 一人で口ずさんだ夕暮れ 見上げた空 消えそうに輝く星に向かって 願いを込めた心は 誰かの悲しみと引き換えに 幸せになるのを望んでいる なんて自分勝手 'Never I can love you…' 本当は知っている あなたはいつも大好きな人見つめて 偶然に触れた私の手を そっと振りきった それがやさしさだと 臆病な私は まっすぐな瞳で 受け止めること出来ずに 何度もいいわけを探してる ふいに舞い上がった あの時とおんなじ香りがする風に 包まれて今日も