もう歩き続けることなんて できそうになくて立ち尽くした こうなることなんて わかってたみたいに 冷たい雨が降り注いだ 散々おどけて 遊び飽きた頃には いつの間にか一人だった 誰もいないはずの ここから鈍く 問い詰められる 君は誰だ ハッピーエンドについて考える 馬鹿みたいに何もかもが うまくいく気がした いつかは誰もが 離れていってしまう 僕のそばから それさえ忘れてしまえばいいよ 誰も探さないから 僕がもうここにいないって 知ったらそこで君は ひとしきり喜んだ後に 悲しむといいな まるで幽霊のような 太陽に低く 追いかけられる 気がしていた そうやって ここへやってきて どうやって ここへ来たんだっけ どうにもこうにもならないと 吐き出した 僕だけが知っているんだ もう歩き続けることなんて 出来そうにない僕は誰だ こうなることなんてわかってる それでも歩き続ける君が僕だ ハッピーエンドなんかいらないけど 捨てきれない意味だけが あきらめさせなかった ここから誰かに 汚された地図で 僕はどこへ向かう それでも話さず 掴んでいいよ 僕は前を向くから