当たり障りのない言葉 広い空の下 たたずむなかで 吞み込むことのできない 気持ちだけが 吐き出す前に のどに詰まった帰り道 いざ伝えてみても 臆病な根っこが 心を取り巻いて 空回りしてしまうけど 心に染みこんだ 言葉 今も形変えず 時々雨を降らすけど 振り向かず前に進むこと 君が教えてくれた 雨上がり後の空 一筋の光 探したどる 強がってみることばかり 言葉って葉のように 落ちてゆくよ それを受け止める手のひらは 今もきっと何処かで 待っているのだろう いつからなんだろう 心にもない言葉 自分の気持ちを 偽り続けたのは 投げ捨てられた言葉 拾い集めたのなら その先には何があるんだろう 街の中で吹く風が 言葉を連れ去って 次に進む場所へ 導いてくれたのは コトノハ