さよならも告げないで飛び立つ 幸せの青い鳥 空っぽの鳥籠はほんの少し 暖かくって まだそこにいるようなそんな 気がした 舞い上がって またひらり落ちる この気持ちはもう 見ているだけで(だけで)よかった ただそれだけさえも叶わない ずっと気がつかなかったの 感傷 ふたつ積もる あけ放たれた窓 抜け出す勇気をもう一度 手を伸ばした先には ふわり 何処へ行くの わたし 此処にいるよ 夢の終わりはいつも切なくて 生ぬるい 続きを見せてと睡魔にはご注意 舞い上がって もうばかみたいだ 余所見してる間にいなくなってよ 空っぽの鳥籠にも慣れて いつしか全部忘れて それが幸せなの 見ているだけじゃ(だけじゃ) 嫌だった 今になって気が付いたの 籠の鳥を押さえ付けて 感情 ひとつ掬う あけ放たれた窓 抜け出す勇気をもう一度 手を伸ばした時には