既視感の連鎖 誰かの不機嫌 ドブネズミとタバコの匂い ビルが鳴いて声と声が重なり合う 交差点 色とりどりの顔をして 履き慣れた靴を履いて 不便で優しい今日を 失くさないように 歌ってたいだけだ 君がいる事 僕がいる事 今同じ記憶で繋がる事 それだけできっと 素晴らしい日々だよ どんな今日でも 恥じらいの中で 馴染めない声でずっと 届けたい言葉があるよ それだけで強くなれる気がしたよ ずっとこうして 歩いている 脆弱気取ったあいつの自意識に耳を 貸して 想定内の想定外に 脊髄反射のアンサー 色とりどりの気持ちを聞き飽きた セリフに変えて 今日もやる 気のない街の光に包まれて イカれてたいだけさ 君がいる時 僕がいる時 今重なり合った夢の続き それだけできっと 素晴らしい筈なのに 僕はどうして 恥じらいの中で蔑みの中でずっと 誰の目にも付かぬ場所で 過ぎていく日々の欠片を繋いで 愛と呼ぼう 君がいる事 僕がいる事 今同じ記憶で繋がる事 それだけできっと 素晴らしい日々だよ どんな今日でも 恥じらいの中で 馴染めない声でずっと 届けたい言葉を集めてそれだけで 生きてゆける 気がしてる ずっとこうして歩いている