大空を目の前にし 飛んでみたいな ちっぽけな悩みすらも かき消してくように あの時こんなことを言った 「僕も大きくなったら、 あの鳥さんのように空を 飛ぶことができるかな?」 遠く広く感じている空よ 空よ 空よ いつかこの夢叶えてみせる 見てろ 見てろ 見てろ あの時はこんな事があるとも 知らずに暮らしていた 大人になるに連れて知る複雑な 世界を もしも翼があるのなら飛んで 自由になりたい 何も知らず 生きていたあの頃に戻りたい あの時皆はこう思った 「なんであいつは完璧なの」 僕とは違った早さで羽根を 伸ばすように生きている どうも世界は不平等だ そうだ そうだ そうだ いつの間にか肯定感を求め 求め 求め そんなことも 思っていたがいつしかは気にもせず 今の自分こそ世界一 そう考えているさ どんな根暗なことさえも空に解き 放てば 何も考えず楽になれると知ったんだ もしも翼があるとするならば 誰もが一度は考えた空を 見上げるたびに 「いつかはこの大空を 羽ばたいてみたい」と 空の向こうには何があるのかも 知らずに 海の向こうにも何があるのかも 知らずに もしも翼があるのなら空を 飛んでみたい 青空に包まれて流れてみたいな このまま上昇していこう何も 考えずに すべて空っぽでいいのさ自由な 大空へ