人をあんなに愛したのはきっと 最後だろう 死ぬまで 口説き文句が上手く出ない俺は 好きな歌を歌った ああ 恥ずかしそうな でも嬉しそうな顔 今はもう見れないけれど 想いがいつかは夜空を越えて あなたのもとへと届けばいいのに あのひあなたの世界から全ての 音が途切れた 突然に ああ届かないなら歌なんかいらない カミソリを喉に当て引いた 街はクリスマス あなたの好きな きよしこの夜が鳴り響いていた ああ 正しくもなく だけど間違いじゃない 俺達は確かに生きた 想いが今夜は夜空を越えて あなたのもとへと届く気がする そして世界中 声なき歌が 降り積もるだろう 幸せそうに