戦え! 何を!? 人生を! 戦え! 何を!? 人生を!… 才能の枯れたヤツがいた 彼の人生は退屈だった わけあって 人をあやめ 灯がつくように気付いた 戦え! 何を!? 人生を! 戦え! 何を!? 人生を!… みんなに詫びようと決めた あやまるべき人は 遠い町に リュックサックに子猫をつめて 潜水艦のように夜をいそぐ 16ノットで闇を泳ぐ 胸に秘めた言葉は 「あいすみません」 国道だ もうすぐさ 真っ赤な車 通り過ぎる かわそうとして 倒れた 「大丈夫?」と声を かけられた 腕をはらい はねおきて 振り返らず彼は 「急いでますから」 戦え! 何を!? 人生を! 戦え! 何を!? 人生を!… 戦え…