静かな夜に寝息をひとつ たてて眠るのは何度目だろう 夢を追いかけ ふと見失う 君が居たはずの風の音 瞳を閉じればまた会えるのかな きらきら眩しい薄瑠璃色 ひとひらの花びら舞って 地に着くように 眠りに落ちた 瞳の色 この風は空高く 吹いて明日へ届く 羅針盤はないのさ 果てなき海の冒険 行く宛の道しるべは この瞳に映る景色さ 時には寂しくなるけど それでも船は進む 吹き抜ける風を愛でよう いついつ出やうとも わかりやしないのだから 目覚めた朝に涙がひとつ 溢れたわけは光のせい 心地よい風が吹き抜ける 確かに君の匂いがする 瞳を閉じれば輝く海のように 反射する君の薄瑠璃色 それは何処までも 世界の終わりまでも 耐えることなく煌めくだろう