教室の窓、揺れるカーテンの向こう 広がる空、響き渡る声 放課後のブラスバンド、 風が吹くこの街を 授業中、 窓の外の景色を眺めるフリをして あなたの横顔に見惚れていたんだ 誰にもバレないように 君が好きだ この想いが 君に届いてしまわないように これからの君と僕との距離が 今よりもずっと 遠くなってしまいそうで 伝えたい想いが溢れ出すのは あなたとの距離を縮めたいから 置き去りのノートが 黄昏色に染まってく 夕暮れの別れ道、 君の後ろ姿を見ていた 夕焼けに照らされた 君の横顔があまりに綺麗すぎて 君が好きだ この想いを 君に伝えるべきなのだろうか? これからも君と僕との距離が 今までのようにずっと そばにあるように 「また明日」呟いた僕の声に、 振り返る 名もなき日々に風が吹き抜けてく 君が好きだ この想いが 君に届いてしまわないように これからも君と僕との距離が 今までのように ずっとそばにあるように また明日...